ペカチカほいほいのブログ

ギャンブル歴50年、浮き沈み人生で出会った楽しい出来事の数々。

ファンクVSミラクル!因縁のエナ爺!

涼し!! 31度なら冷房いらね。秋が来たか?


先日「思い出のガールズ」9000円バケ1ヤメ、速攻5Gでカマられた店へ


ここは5年前まで主戦場ホールだった。優良店は間違いない。
ただ・・空調、音響が最悪! 帰宅すると強烈なヤニ臭で娘にすぐバレるし、
頭上のスピーカーから殺人サウンドが脳みそ直撃、めまいがする。


さて当店6の付く日はスロットデーです。
毎回⑥っぽいのが5台以上あって、スロ150台中「万枚超え」5台以上出る。


30分前入場抽選、10分前整列。


何とラッキー⑨番引き当てた。


10分前です。並びに行きましょう。
近所のジジババ、昔からの常連プロ、この日だけ来る遠征小僧G、見た目の悪さハンパ無い軍団、いろいろ揃って・・みるも楽し、打つはもっと楽し!!


すでに長く伸びた列の横を前へ前へ、なんとなく恥ずかしく優越感もちょっぴり。
⑧番さんと⑩番さんの間へ「すいません」と・・A4サイズの「台確保カード」見せながら入る。


「あっ、⑦番の爺・・・あいつ、ガールズカマ爺じゃん」


この店の⑥デーは機種によって全⑥する(ときもある)。
1度GOGO6台「全⑥」だった。最低3500枚、最高7000枚。立派な店だよな。


1機種6台~8台しか置いてないから皆狙いを絞って並ぶ。GOGOが一番人気だ。


オッサンはファンキー、⑥でなくて良いから1500枚出て頂戴。
エナ爺は何だろ?ガールズか?まさかファンキーはやめろよ。近くであんた見たくないの。悪い人と思ってないけど、なんかイヤなの。


「走らないで入場お願いします」  店内放送鳴り響くが・・・


ガキと人相悪が走る。
台確保カード分しかスロットはない。当然何かには座れるが、何かが問題よね。


余裕でファンキー着席、当店5台ファンキーあります。ジャグ専のGOGOかマイジャグに座れなかったプロ達が来てファンキーも埋まった。
ジジババさんでアイムは埋め尽くされ、そしてすべてのスロットが埋まる。


オッサンの真後ろに「エナ爺」がいた。
ミラクルかい、いいだろう、勝負してやるよ(アドリブ王子じゃありません)


店員が「台確保カード」をすべて回収して、ゴングがガコッと(鳴り響きません)


⑥デー・・・・優秀台多数あるのは間違いないが、クソ台も当然ある。
「朝だけ台」「夜だけ台」もあろうし、「波荒台」もあるわね。
台選びは不可能で「座った台」が出るか出ないか・・・それだけとなる。


できれば・・・7~8Kで食い付いて欲しい。1K即ペカ要らない。
なんなら15Kでも良い、1Kの追い金地獄より、15K後の安定が欲しい。


さてさて挙動はいかに・・・


ゲームは始まった。あっちこっちでヒュイヒュイと鳴り出す。
さすがやね、1K~2Kで食いついてる。1G連も飛び出した。
大盛況、みな夢と希望に満ちて打ってる。オッサンも夢を見た。


真後ろでヒュイって・・・真後ろかい? あいつか?


エナ爺・・・ヒキ強い。さすが俺のライバル。55Gだって?
ヤメレ!55Gで引くなんて。俺の縁起が悪くなる。


時は流れて11時半すぎ・・・
ファンク5台中2台がすでに箱使ってる。
1台は下皿満タン、1台は350でバケ引いてからバケ4連中。


1台だけ・・・動かない台がある。なぜだろう、皆出てるのに・・・
この台は678ゲームまでハマっている。おそらく20K入れたんじゃ・・・


馬鹿野郎!! 20Kじゃないよ、もう21Kだよ!! なんなのこれ!!


あ・・・・俺か・・ハマってるのは。 
ジャグコーナー最後に残る国指定天然記念物ノーボナファンキー打ってるのは
あの・・しょぼいオッサンではないか。


まあね・・皆さん。  ヌルいのよ台が、客じゃないよ台がよ、
これが、ヌルヌルなの。もう最悪で始まって、最悪が続いてるの。


「えっ? 帰ろうと思わなかったかって?」 
エナガキが徘徊しまくってるから・・意地になっちゃった。
「21K入れたらチャラるのも大変よ」「当店6枚交換よ」
んなこたあ昔から知ってるわい。
「で・・どうすんの?」


もうね1000回も考えたわよ・・・「もうやめようか」ってね
15K過ぎてから・・・絶望感のどん底、惰性で打ってるだけ。
夢もチボウも無く、妬み、人間不信、自己否定、落ちこぼれ感たるや・・・


バケでも何でもボナ1回引いてればね、そこで判定してね、継続か撤退か決めれるけど。初ボナが来ないんだもん。ジャグで来てないの俺だけよこの店で。ゴッドや沖ドキじゃあるまいしよ。
「ファンキー頼むわ、バケでいいから、1度きりでいいからペカって」


22K目の払い出し中、後ろを振り帰る。もう50回は振り返ったけど・・
エナ爺・・・出てはいない。たいして出ていない。少しは出てるけど


連れていかれた遠くまで。5歳のころ迷子になって家から3K離れたところで発見された思い出・・・亡き母の顔まで浮かんだわい。


798G
ありがとうございます。バケをありがとうございます。


そして物語は意外な展開と・・・なりません。


ボナ後挙動は不安定のリセットモード・・・200まで連れていかれるわ・・
「どうする? どうしよ? 金残ってる? あと1万よ」


カード残高8000円と財布に諭吉さんが一人。
もう全部打ち込んでスッキリして帰ろ! となるのがオッサンの悪いとこ。


200G目指して再びテイクオフ。


248G・・・先ペカBIG  カード残高1000円 合計29Kの負債。


ボナ後店内状況確認のためしばし徘徊。
マイジャグ3箱が2人、GOGO2箱2人、他のジャグも1箱多数。大盛況。


29Kの負債を完済するには2000枚で良い。2000枚ならBIG7連で良い。
7連ならどんなクソ台でも1回くらい有る・・・はず・・だよね。
もうエナ爺との戦いは負けで良い(実際負けてる)


作戦を立てよう。
まずだ、今までの回し方が悪いに違いない。同じリズムを刻み過ぎじゃないか?
ヌル台だから超スローで回そう。台がスロー打ちを嫌がって自ら高速回転始めるに違いない。それまで罵倒されようが変質者と言われようが超スロー打ちでいこう。
この貴重なBIG分で200G超スローで叩くのだ。あっそうだ、俺の右手には台が嫌う静電気がたまっているに違いない。この右手に帯電した静電気がボーナス信号を阻害しているはず。左で打つんだ、左手でこの台を打ち倒すんだ。
ウヒヒヒ・・・そうかいヌルならヌルでいいだろう・・ウヒヒヒヒヒヒ
なんか・・もう訳わからんオッサンがいた。


不思議なものですね・・・左打ちって・・
ゲーム再開後26G・・BIGをスロー・レフトプッシュ・システムが引っ張り込む。


再開・・・下皿500枚の安心感と蘇った気合いが高速打ちを囁く・・・断固拒否!!
スロ~よ・・まだまだ・・ウヒヒヒヒ・・


でもねえ・・これまたリセットスタートなの、良くならんのよ。
「また200? いいわよ、ウヒヒヒヒ」


超スロー左打ちは・・強烈な効果をもたらした。台が痛がるのがわかる。ウヒッ


111G・・・BIG
2G・・・・バケ
9G・・・・BIG
800枚到達。


いよいよ我慢できなくなったに違いない・・・俺がね。


次のスタートで台が高速化した気がした。錯覚だった。
オッサンは我慢できず高速打ちを始めた。
あそこで我慢していれば・・・超スロー左打ちを続けていれば・・・


598Gで持ちコインが尽きて・・
オッサンの気力も尽きた。


さよならだ、ファンキー。また近いうちにな。


ミラクルエナ爺も苦戦みたい。もうどうでも良いけど・・・・