ペカチカほいほいのブログ

ギャンブル歴50年、浮き沈み人生で出会った楽しい出来事の数々。

会社を辞めた理由、起業した理由

オッサンはクビ同然で会社を辞めました。
当時勤めていた商社の親会社(大企業)の実力部長(社長になった方)に
暴言を吐いたんですね。



その方はリサイクルを統括する部署の「超ワンマン部長」でした。
その大企業は関連子会社が山ほどあって、
その1つにオッサンは所属してました。



毎月「合同リサイクル会議」があり、
リサイクル事業をお手伝いする「子会社4社」と
親会社のリサイクル統括部隊、
4つのリサイクル工場から担当者が集まって「1日会議」です。



その会議にウチから専務、部長、課長、(ヒラ)オッサンと4人出席



テーマは新規事業の話に移りました。
オッサンは少し前、親会社に対して
ある「新規リサイクル事業企画書」を提出してました。


この提案した企画に対して「超ワンマン部長」さんが
「こんなの却下!できる訳ない」と申し渡したんですね、


ところが・・・
提案は却下するけど「企画の詳細なデータベース」を出せという。




もちろんオッサンの企画は会社の財産ですから、
データベースの提出は当然です。すでに上司にはすべて渡してますしね。
上司が提出すれば済む話です。



却下は想定してました。
すでに上司の課長とは「没」後の対応も相談済で、
「親会社がコレに乗ってこなければホカとやろう!」
社内ではそう決まってたんだから!!!




オッサンはただ説明が欲しかったんですね、
「なぜ廃案なのにデータベースを欲しがるんですか?」
「検討継続なら出すのも納得ですが、却下なら不要では?」
と聞きました。


「オメエみたいなヒラに言う事ではない」


「それじゃ納得できない」オッサン食い下がります。


約5分ほど・・・・
次期社長間違いなし! と噂の
「切れ者、超一流大学卒のワンマン部長」と
「高卒、依存症のオッサン」と言い合いになった訳です。
会議席の一番高いところと、低いとこ、間に20人挟んで言い合いです。



その会議で身分が一番低いのがヒラのオッサンでした。
親会社さんも他の子会社さんも参加者は課長さん以上です。
当時のオッサンの会社からは専務、部長、課長・・・・・
他の子会社も専務クラス(出向さんで本社部長級)多数様参加、



さらに「ワンマン部長」の上司である
親会社の常務さんも列席の大会議でした。


「黙って渡せ!」とワンマン部長


「説明しろ!」とヒラのオッサン



オッサンは口走りました。
「この企画は廃案ですよね」
「それではウチ(当社)はウチで別の会社と組んでヤリます」
「親会社なんてこの企画のワンノブゼムですから!」


だって・・・社内は「それで行こう」ってなってたはずだもん。




まあ~ウチの専務も部長さんもこれにはビックリ!


「ヒラが何てこと言い出すんだ」と激怒な訳です。



「オマエ・・・永久に親会社に出入り禁止」


と・・・言い渡され・・・・リサイクル営業部から
リサイクル倉庫の現業部に移動させられました。



でね・・・でね・・・その企画は
親会社が再検討の結果「やることに決定」しやがったんだわ。




新しくプラントを造ることになって・・・・
オッサンに「知恵を貸してくれ」と依頼が来たんだぜ。
どの面下げて言えるのか・・・・
それでも・・・そこは身の程知ってるサラリーマンのオッサンです。


笑顔で工場へ行って知ってる技術全部教えたの。
それからほどなく・・・専務様から呼ばれて・・・
「暗に退職を奨められ」


や~めた!  んですね。



しかも酷い仕打ちが待ってた。
そのプロジェクトに「オッサンがいた商社」は外されて、
ワンマン部長の「仲良し零細企業のX社」が入ってるんだわ。



起業後・・・
ワンマン部長さんがX社から「バックマージン」貰ってるって
「証拠」を握った。公表しなかったけどね。



某年の1月29日(金)
オッサンの退職日でした。
午後3時まで作業をこなし、倉庫の方々へ「ご挨拶」を済ませ
退職の諸手続きのため「本社総務部」へと向かった。



退職届提出が1月5日、
業務引継ぎ必要なし、退職を取引先に言わないこと、
釘刺されてました。


オッサンの方も・・・
移動したにもかかわらず、引継ぎしてないもんだから
既存取引先からジャンジャン電話が入って
「あれどうする。これどうすればいい?」と対応するのが途切れない。


有給休暇消化のヒマ無し、送別会無し、


追われてヤメタ・・・・んだろうなあ



退職後・・・・・2月1日(月)


自宅に電話。


某大手電機メーカーの取締役さん。



よく自宅の番号解りましたねえ。誰から聞いたんです?



アンタのいた会社の総務部から聞いたよ



良く教えましたね・・・




な~に簡単よ、
普通は総務部に電話して「電話番号教えろって言っても教えない」だろ、
こう言うんだよ、
「彼に金貸したままで困ってる」
「このまま行方不明だと返してもらえない」
「もし連絡先教えないとソッチに請求するぞ」
「速攻教えてくれたわ」



なるほど・・・・・良いんだか・・悪いんだか・・・・
※この取締役がフィリピン工場長だったとき散々世話したのがオッサン





「これからどうすんだ?何やるんだ?」



「未定です、タイのサムイ島でも行って遊んできます」



「明日、朝10時、浜松町まで来い!仕事出してやる!」



「ありがとうございます」



サムイ島行はキャンセルとなり、沢山仕事を貰いました。


最初にリサイクルの市場調査でしょ。
※どこぞのシンクタンクの1/3のコストで10倍マシな報告書と褒められた
そして各工場の環境担当者を集めて講演。
また国内外の工場の現場でリサイクル改善の指示など・・・・
おかげで起業など考える暇もなく、起業してました。



人のご縁と・・・・運の良さ・・・・


だからバクチで負けるんです。仕事運を絶やさないため。