ペカチカほいほいのブログ

ギャンブル歴50年、浮き沈み人生で出会った楽しい出来事の数々。

変化・違和感・怪しさを見落とすな。

昨日はペカ休、孫と市民プールへ。

チャリで5分、台風の影響か人少なめ、3時間半いたのよ、ガキは元気だのう。

流れるプール1周200m。泳いだり、歩いたりを15周。
孫もオッサンも20時に轟沈・爆睡と相成りましたとさ。


さて、日ごろ鍛えている「観察力」「洞察力」「看破力」「想像力」「執着力」
その力を発揮する事件が起こった。


市民プールは「親子連れ」「友達G」が90%以上だよね、もちろん一人で楽しむ方もいて良いのだが、アイツとコイツは違った。


色白、やや太め、黒っぽいマイ浮き輪(サイズ大)、ゴーグル・・・・
2人とも似たような見た目と行動パターン。※仲間じゃなかったみたい
 
プールでプカプカ流れてるかと思えば、高速移動を繰り返す。
顔は水に漬けたままでね。


まずアイツ・・・

プールに入って何周回めかしら、アイツを見て強烈な違和感が沸き起こった。
変だ、動きがおかしい、何かある。


ヤツを監視することにした。まるでファンクの挙動を探るように・・


ヤロウは数組の女の子グループを付け回している。Aグループの背後に取り付き、水中からノゾく、少しして次のターゲットへ高速移動。


コイツはもっとタチが悪い。
挙動はアイツとほぼ同じだが・・Tシャツの形がおかしい、妙に腹あたりが膨らんでいる。あれは肥満の腹じゃ無いぜ。


プールサイドで立っている監視員に声かけた。
「あのさキョロキョロしないでオッサンの話聞いてね」
「は・・はい。」
「3番監視台前辺りに女の子のグループいるでしょ」
「は・・・はい。」
「そのすぐ後ろに黒っぽい浮き輪で顔漬けてる男いるでしょ、ゆ~っくり首振って見てごらん」
「はい、ゆっくりですね」 監視員ゆっくり顔ひと回し。

「どう、わかった?」
「あの黒浮き輪の白っぽい海パンっすか?」
「そ! あいつノゾキだから監視しな」
「はい、ありがとうございます」


「もう1匹いる、向こう側の渡り橋付近の女の子グループんとこ」
「どんなヤツですか?」
「白Tシャツで一人浮いてるヤツ、わかった?」
「ウッス!わかりました、みんなにインカムして監視します」


オッサン立て続けにアドバイスする。
「あのさ警察電話しな、白Tシャツはカメラ仕込んでるかも知んない」
「お巡り来てもらって一回りしてもらうほうが良いよ」
「カメラあるの見つけたら教えるから、捕まえて突き出しちゃえな」


監視員
「はっ、はい! わかりました。」


1時間ほどして・・・
お巡りさん2人きてプールサイド一回り、この光景も違和感大有りだったな。


3時50分~4時までプール休憩タイム
監視員がオッサンとこ来る。
「警察来てもらいました」
「見た見た!良かったね、野郎らビビッて帰ったろ」
「でも先に刑事来たんっすよ、監視員室のカメラで僕と一緒に見てたんです」
「あ~そうだったん。でも捕まえはできんだろ?、何もしてないもんな」
「白Tシャツは事情聴かれましたよ」
「え~証拠ないのに、事情聴取したの?」
「いえ、一度警告の意味でそうするらしいっす」
「でっ、でっヤロウどうなった? ゲロした?」
「すぐ終わったみたいです、なんか2人とも帰っちゃいました」
「OKよ、あんな連中は脅しとかんとイカンわ」


なるほど・・・刑事に話聞かれりゃここへは二度と来んわな。