元シャブ中の教え。
浮き沈みの激しい人生も半分過ぎたわい。
いろいろ思い出すことがあるわ、少し書いときましょう。
シャブで逮捕された子たちを今まで4人預かりました。
同じ時期は2人ずつです。全員3か月も居なかったけどね。
まず2人を預かって、2年後くらいにまた2人預かった。
そりゃあ付き合いたくないわ、
取引先から頼まれてしょうが無かったんだわ。
取引先社長とこの弟、せがれ、工場長、親戚もいたわ。
全員会社は別々ね、取引先4社から預かった。
とにかく「この業界」はロクでもないの。オッサン含めてね。
結局・・・4人中3人は「また捕まったわい」
多分最後の一人も捕まっただろうな・・・
とにかくカウンセリングが出来んのよ、
このまま永遠に忘れさせようと考えるけど、良い案が無いのよ。
こっちはシャブ経験ないから彼らの気持ちはわからんでしょ。
それに彼らが「覚せい剤」に手を出した理由がバラバラなんだわ。
①トラック運転手で眠気を取るため使用。
②暴力団事務所に出入りして教えてもらって使用。
③興味本位でいろんなドラッグに手を出して行きついた
④彼女からエッチの時いいよって言われて使い始めた。
もうね・・・
始めた理由がバラバラで、どこをツブせば治るかがわからんちゃ。
「Tさん」と言うオッサンの親友でビジネスパートナーがいました。
死んじゃったけどね。
彼に相談したんです「こんな連中預かる羽目になった」って・・
彼一言
「あ~・・無理だから。絶対またやるよ」
オッサン聞きました。
「そんなにヤメれんもんですかねえ」
Tさん
「そうよ・・・俺だってヤメるの大変だった、普通の人は絶対無理」
「俺のようにヤメれるのは10万人に一人よ」
オッサン目が白黒・・・・
「え~~Tさん・・・シャブやってたんですか?」
オッサン聞く
「なんか方法ないですかね」
Tさん
「彼ら、いつも社長(オッサンのこと)の話神妙に聞いてるでしょ」
「でもね心の中はね・・どこでシャブ買えるかな、いつ買いに行こうかな」
「それしか考えてないよ」
オッサン
「そうかも知らん・・話すると妙に神妙なんだわ、気持ち悪いくらい素直だし」
Tさん
「ちょっと彼らと会わせてよ」
Tさん・・・彼らをまじまじと見て言った。
「あ~もう完璧にまたやる・・・いやすでに2人ともヤッテル」
後半に預かった2人でした。
1人はそれからすぐ行方不明となり、ひと月後「大阪の西成」で逮捕された。
もう一人は早々に取引先に帰ってもらった。
こいつがどうなったか・・・知りません。
Tさんが言った
連中がヤメられないのは「SEX」で使ったからだよ。
疲れが取れるの、眠気が覚めるのと言ってるけど・・・違うんだわ。
あれ覚えるとヤメるのは「まず無理だわ」
オッサンのペカチカ依存症など・・・
シャブと比べりゃ子供のお遊びだね。
おっ時間だ、行かねば・・・・ファンキーが待ってる。
今日は午後2時まで「これでもか!」と・・・ペカらす予定。
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