ペカチカほいほいのブログ

ギャンブル歴50年、浮き沈み人生で出会った楽しい出来事の数々。

クズ屋の「駅前留学とクラブ活動」

このお話は「お下劣な内容」を含みます。


朝は早(はよ)から肉体労働、
昼も変わらず肉体労働
夕方・・・ちょこっと机でお書き物
夜は語学の勉強とクラブ活動へ


睡眠不要です。とにかく何やっても楽しいの。寝なくても平気。


起業したての頃は・・・・そんな毎日でした。



またまた出演のTさんが絡む話です。
よっぽどオッサンが好きなんでしょう、毎日電話が来ます。


クラブ活動に行こう、外国語を学びに行こうと
アカデミックな誘いがほぼ毎日です。


じゃあ行きましょう・・・・と
駅前の外国語教室で待ち合わせです。


学んでいたのは英語・韓国語・中国語


なかでも授業の多いのは韓国語でした。
4つも教室があって、最低1日2教室をハシゴします。



先生がぞろぞろ出てきます。早い時間は2人に先生が4名ついて
遅い時間で混んでくると先生が1人になる。


授業は楽しいんですが授業料が半端ない、1人20000円。
※オッサンの授業料はいつもTさんが払ってくれました。
それが2教室。授業終わるのは深夜1:00頃、


酒が飲めてカラオケあるのはいいんですが、高い教室でした。




当時・・・飲み屋さんは序列がはっきりしてました。あの町ではですけど


①韓国クラブ・・・・・成金・地主が行くところ 予算20000円
②タイキャバレー・・・オカマクラブ、みんな大好き。予算8000円
③中国バー・・・・・・役員・部長クラスの店 予算7000円
④フィリピンパブ・・・ヒラ・土方・運転手・誰でもOK 予算4000円
※番外 日本人キャバクラ・・・・・若者専門、予算3500円



韓国クラブにいる女の子は「出稼ぎ」で来てます。
韓国でこさえた借金を返済するため来てるんですね。


借金の理由は「お涙頂戴」です・・・・ウソばっかだけど
親が病気、弟の学費のため、兄が交通事故で大変・・・・
信じちゃダメです。実際は遊びで作った借金がほとんど。



これをウソと知りつつ「お付き合い」するのが
成金社長さんたちです。
だって加齢臭満載のオッサンと付き合ってくれる若い子って
彼女らしかいなかったんですね。



店のママも大歓迎なんですね、
成金オッサンがジャカジャカ金落とすんだから。


3者3様・・・お互いの利害が一致して「お付き合い」が始まります。



Tさんのケース


彼女が働く店に通う回数・・・・・15回/月、使うカネ70万円
彼女の家賃・生活補助・・・・・・30万円/月
海外出張同伴費用他・・・・・・・・30万円/月


月間130万円ほど彼女に遣っておりました。



その彼女は1年ほどで借金を返済?したんでしょう・・・


ある日・・・Tさんとオッサンが威勢良く入店すると
彼女の姿がありません。
ママが駆け寄ってきて言います。
「Tさん、〇〇ちゃんね、昨日の夜「入国管理局」に捕まって連絡付かないの」
※おそらく作り話で、正々堂々帰国したんでしょう。



Tさんは「落ち込みます」



店のママがすかさず「新しい女の子」を横に付けて・・・・
「この子ねえ・・昨日入ったの、いい子なのよ・・・」




※顔の広いTさんは「友達の彼女」のいる店も行ってあげます。
友達はいろいろです。
ヤクザもいれば、ドカタも、職人も、サラリーマンもいます。
その友達のレベルに応じた「お店」へも連れてってくれます。


オッサンはひたすら勉強です。
チャイナクラブで中国語を学び、フィリピンパブで英語を学ぶ。


おかげで中国語も英語も韓国語も
「言いたいこと」は言えるようになりました。


聞くのはイマイチですね・・・

泥棒の記事書いてる間に泥棒入るの巻

悲しいことと、チョー怒ることが立て続けに起きて、
ブログお休みでした。


悲しいこと
愛犬のポポちゃんが亡くなりました。14歳と11か月
プードルとマルチーズのハーフで宇宙No1の可愛い子でした。



怒ってること
日曜日の早朝に泥棒が入っとった。
盗られたのはパソコン4台とオッサンのスマホと小銭入れを入れたセカンドバッグ。


朝7時~8時30の間、


犯人のめぼしは付いてます。


アイツだわ、2か月前もウチからバッテリー盗んでいった〇〇〇人だ!


捕まえてやる!!

クズ屋運営の「パソコンショップ」2ヶ月で潰れる

15年前、廃棄パソコンの入荷が増えてきました。
オッサンには「普通のアイディア」が浮かびます。



♬バラして「部品取り」するより、
「修理して」中古パソコンで売ってしまおう!



オッサンとこに入荷する廃棄パソコンは
だいたい「どっかが壊れてます」
しかし3~4台から部品を寄せ集めれば
1台組み立てれそうなんですね。


この廃棄パソコンの仕入れ価格はタダ同然。
壊れてるから「タダで処分」してくれて「ありがとう」の世界です。


意外と高年式も混ざっているんです。
液晶が割れたとか、スイッチ入らないとか、フリーズするとか・・・
そんな症状で「壊れた!もういらない!」でウチにやってきてます。



もし3台で1台組み上げれば3万円程度で売れそうです。
バラシて部品取りするより、5倍以上利益が出ると考えたの。



オッサンもオッサンとこの従業員もパソコンは素人です。


パソコンに付いてる
①液晶パネル
②メモリ、HDD、基板、半導体
③バッテリー
の部品・素材としての知識は凄いんですが・・・・・


それらを組み合わせて動くパソコンの「しくみ」は
まったくわかりません。
もちろんパソコンは使えますが、
修理、OS再インストール、ライセンス認証だのと・・・・・・
そんなの知ってるヤツはいません。



そうだ! 派遣を使おう!
派遣会社にパソコン知識のある子を探してもらいました。


派遣されて来た子・・・取り合えず「山崎」にしますか・・・


山崎は優秀な子でした。


壊れたパソコンの山からチャチャっと部品を抜いて、
外観がまともなパソコンを選び、それに部品を組んでいきます。
これを・・・ちゃんと動くようにしちゃうんです。



さらにビックリは・・・・・
パソコン再生の裏技をよく知ってるんですね。



OSを再インストールするとライセンス認証が必要です。
認証作業をしないと「不正ソフトで動かしている」と
メッセージがでます。
そんなパソコンじゃ売り物になりません。



オッサンは組み上げたパソコン1台ずつに
ライセンス認証用に「新しい正規ライセンス」を買う考えでした。
それが全然必要じゃないって・・・山崎が言います。


彼は潰れたパソコンのライセンスカードを再利用して
簡単に正規ライセンスを取得するんです。



いまは誰でも、どこでも、オッサンでも手慣れた作業ですが
15年前は「一部の人だけ」知る技だったと思う。



山崎のおかげで中古で売れそうなパソコンが
ジャンジャンできました。



「中古パソコンショップ開店です」



ノートPCをメインに50台ほど陳列し、
山崎が店長です。ショップの裏に作業場を設け
客のいないときは組み立て作業をしてもらいましょう。




あのPCデポやハードオフをまだ聞かない時代でした。
中古ショップなんて秋葉にチョロチョロあったくらいです。



ALSOKの防犯装置も設置してセキュリティも万全。




でも夜中に泥棒が入ったんですね。
朝・・・山崎が店に行くと・・・
パソコン50台・・・・ゴッソリ盗られたわ~
売値で100万円以上!


警察を呼んで現場検証・事情聴取
警察が言うには・・・・
①窓の鍵が掛かってなかった。
②防犯装置がOFFになっていた。


結論
「内部犯行です」「自分達で調べてください」
「警察は関与しません」



う~ん・・・・山崎が犯人?



彼は「窓の鍵」の閉め忘れは
「そうだったかもしれない」と言った。


セキュリティシステムのOFFについては
「それは気付いてない」と言う。



オッサンは山崎を信じることにした。


「次売るためのパソコンを組んでくれ」


山崎は頑張って「60台」作った。


パソコンショップ心機一転「新装再開店」です。


4日後・・・・・
夜中の3時にオッサンに着信。
ALSOKから



店に泥棒が入ったから来てくれと呼び出し。
窓ガラスが粉々に割られ、パソコンが全部ない。
店の中メチャクチャです。



警察を呼んで現場検証・・・・・


「おそらくこの荒っぽい手口は外国人窃盗団の仕業」
「入って警報作動してガードマン来るまでの5分で」
「ぜ~んぶ持ってった」




当時〇〇人と〇〇〇〇人の窃盗団が何でも盗んでたのね。



その後・・・ネットオークションに切り替えました。


山崎はもういませんが・・・彼は優秀だった。